命の輪廻を考える

”エゾシカの命を無駄にしないために、出来ることは?”

更に、食用として利用した場合に、商品化することが出来ない肉は、これまで廃棄されて来ましたが、民間企業の努力によって、ペットフードに利用されるようになりましたが、食肉加工企業が、ペットフードの加工を行われている施設だけであり、ほとんどの場合、未だに、廃棄されているというのが実状であります。まず、角については、古くから漢方薬の鹿茸(ロクジョウ)として活用され、虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振の滋養強壮に服用されており、用いられる角は、まだ角化していない袋角(鹿茸)の上台を利用している為、希少性が高く、漢方薬に利用する為だけに、シカが捕獲されているというのが実状のようです。では、食肉に利用する部分以外の、角や、毛皮や、不可食部分等は、どのように利用できるのでしょうか?

そのことについて、考えてみましょう。また、毛皮については、北海道内に鞣し処理を行う業者が、道内にはいないために、道外にその処理を依頼しており、その結果、輸送コストが嵩み、製品コストが高くなってしまいます。
また、現状では、エゾシカの皮革製品の製造業者が少なく、製造量に限りがあるため、エゾシカの皮革製品の流通量は少なく、エゾシカの皮を用いた製品類は、全く知られていないというのが実状であります。様々な問題を抱えているエゾシカは、北海道主導のもと、管理され、間引きされています。
又、このエゾシカを食肉として流通させることで、間引きされたエゾシカの命を無駄にしないための取り組みが行われております。

しかしながら、間引きしたエゾシカを取扱う施設の整備が不十分であるために、食肉に利用する部分以外の、角や毛皮や不可食部分が、十分に利用できる体制が、整っておらず、民間に委ねられているのが実状であります。このように、エゾシカを有効に利用した製品は、企業努力によって、数多く生み出されておりますが、これらの製品類を、円滑に製造出来る仕組が整っていないために、有効に利用できる資源が、無駄に廃棄されています。

この様なエゾシカを有効利用した製品を作り出す為には、そのための仕組を整備する必要があります。しかしながら、全く異なる分野の企業が、それぞれで努力するだけでは、これらを作り上げることは、出来ません。

そのためには、これまで以上に、多くの人達の協力と費用が必要になり、その費用を捻出する手段として、管理削減するために間引きされたエゾシカを、まずは食肉として流通させ、これを用いて各種製品類を開発し、加工食品として流通させ、その収益をもとに、仕組自体を再構築し直す事によって、資源として有効に活用するべきではないかと考え、我々三慶グループでは、この間引きされた鹿肉を利用した新しい製品類を数多く開発し、これを販売ルートに乗せることで、より多くの人達に、この現状を理解して頂くことに繋げられるのではないかと考えており、その事が結果として、間引きされたエゾシカの命を無駄にすることなく、資源の1つとして、有効に利用されるよう、貢献していこうと考えました。