北の大地の恵みを守ろう

”豊かな恵みが、お届け出来なくなるかもしれません。”

画像提供「林野庁 北海道森林管理局」

エゾシカは、本来、ササや草などを食べていますが、個体数の増加とともに、牧草や小麦、水稲、野菜等を食べるようになり、これによる農業被害が各地で発生しています。

左の表は、近年のエゾシカの食害による被害額を表しており、グラフは、その被害の割合を表しています。
具体例として、キャベツ畑の食害の例です。
本来であれば、豊かに実った収穫直前のキャベツが、無残な姿となり、とうもろこし畑の食害の例では根元まで食べられています。

<牧草地における被害測定試験の例>

画像提供「北海道蝦夷しか対策室」

更に、牧草被害が多いという事を示していますが、どれほどの被害 を被っているのかは、一般の方々には、理解し辛い事実であり、左記の写真をご覧頂ければ、一目で解っていただけるはずです。
写真は、4月に、牧草地内に進入防止柵を設置し、その後9月まで放置しておいた写真であり、進入防止柵の中はエゾシカの食害を受けていないために、牧草の丈が倍以上にも高くなっていることが、おわかり頂けるのではないでしょうか?

このように、農業被害の発生している地域では、エゾシカの捕獲のほか、特に被害が大きい東部地域などでは、エゾシカの侵入防止のための電気柵やネットフェンスを農地に設置しており、その長さは、約2,600km(平成13年度末)にも達しています。

このことから、これまでの対策だけでは、豊かな北海道の恵みを守る事は出来ないと考え、これまで以上に、多くの人達の協力と費用が必要になるものと考えており、その費用を捻出する手段として、間引きされたエゾシカを食肉として流通させ、これを利用して各種製品類を開発し、加工食品として流通させ、その収益をもとに、新たな対策を講じていかなければ、北海道の農業が衰退するばかりでなく、北海道特産の野菜類が消えてしまうことにもなりかねません。

<エゾシカ侵入防止柵の整備状況図>

画像提供「北海道蝦夷しか対策室」

そこで、我々三慶グループでは、間引きした鹿肉を利用した新しい製品類を数多く開発し、これを販売ルートにのせる事で、より多くの人達に、この現状を理解して頂くことに繋げられるのではないかと考えており、その結果として、北海道の恵みを守ることになるのではないかと考えました。