消費者庁 News Release 令和3年3月4日付の「亜塩素酸による除菌効果又は空間除菌を標ぼうするスプレーの販売事業者3社に対する景品表示法に基づく措置命令について」において、該当3社が、あたかも、亜塩素酸(クロラス酸)水を含有しているかのように称している製品について、表示どおりの効果が無いとの指摘を受けていますが、該当3社の製品は、いずれも弊社の亜塩素酸(クロラス酸)水を原料に用いている製品では無く、又、弊社とは一切関係ございません。
近年拡大しつつあるイスラム商圏。日本にもインバウンドや輸出といった形でイスラムとの関りが深くなってきました。
こうした中、食品業界ではハラル認証を取得する企業も増え、ムスリムの方々に“配慮=おもてなし”されている企業様も増えてまいりました。しかし、実際にはハラルの食材を使っただけではハラルと は言えません。
ハラルとは、イスラム教を信じる人=ムスリムにとって、クルアー ンに基づき合法である、とされるモノゴトのことを指します。
そして、ムスリムの方々がハラルを選択することは当然のことですが、非合法=ハラームを避けることはもちろんのこと、わからないもの=シュブハも避けるべきだと言われています。
さらに、不浄=ナジスという概念もあり、ハラルのものでもナジスに触れた場合はハラームになる、というルールも存在しています。
ハラルな”おもてなし”を実践するために
ハラル認証を取得した食品を使用して提供するだけではハラル対応ではない、と言われています。
特に、日本の食品産業界では、安価で手軽なアルコール系の除菌剤が特によく使われています。しかしアルコールはハラームです。除菌剤だし、食品に直接使うわけじゃないから大丈夫だ、と決めつけてしまうのは危険です。「口に入るものを扱う場所では、AtoZでハラルでなくてはいけない」。これがムスリムの方々のためのおもてなしの基本となります。
アルコールによる消毒は、ムスリムの敬虔さの度合いによっては肌に付着することすらを拒む人から、口に入らなければ良い、泥酔し なければ良い、という人もいるほど曖昧なシュブハに分類されています。日本のハラル認証団体や協会においても、良しとしているところもあればダメだとしているところもあります。
しかし、明確な基準として、「故意に口に入れてはいけない」。このことは一貫しています。ムスリムの方々がハラルを守る理由はヒトとして良き人であるためですから、避けるべきであり、ムスリムの方々が触れないで済むように配慮することは、もてなす側の心構えではないでしょうか。
弊社では、日本初のハラル認証取得食品添加物 殺菌料“ケア・フォー”シリーズをご用意しています。お客様のみならず、従業員のムスリムの皆様にも、安心してお使いいただける除菌剤です。詳しくは別紙パンフレットをご参照ください。